ASRock 4X4 BOX-V1000M について(再編集&追記版)

こんにちは、一夏です。

4X4 BOXを使用してみて、1週間が経ちましたので、その感想や使用感を踏まえて、改めて4X4 BOXをご紹介したいと思います。

ASRockから新しいベアボーンPCが発売されました。

それはASRock 4X4 BOX V1000M/R1000Mです。

4X4について

この4X4 BOXのラインナップは、

4コア8スレッドモデル(V1000M)と、2コア4スレッドモデル(R1000M)の2種類。

外寸は約7cm×12cm×11cm(縦×横×奥行)、重量が本体のみで1.41Kgです。

コンポーネントはフロントにUSB3.2 Gen2が1本、USB2.0が2本、オーディオピン。リアにはUSB3.2が2本。HDMIが1本。DisplayPortが2本。GigabitLANが2本です。

APUは、V1000MはRyzen Embedded V1605B、R1000MはRyzen Embedded R1606Gが搭載されています。

Ryzen Embedded V1605Bは、4コア8スレッド、ベースクロック2.0GHz、ブースト時3.6GHz、TDP12W-25W、内蔵グラフィックにRadeon Vega 8となります。

Ryzen Embedded R1606Gは、2コア4スレッド、ベースクロック2.6GHz、ブースト時3.5GHz、TDP12W-25W、内蔵グラフィックはRadeon Vega 3です。

現在はV1000Mが45000円、R1000Mが33000円ほどでPCパーツ販売店などで販売されています。

いざ開封の儀

表面だけだと何が入ってるのかわかりません。
パッケージ横のこのベアボーンの機能簡易表です。メモリとストレージ、OSが必要です。ストレージは、2.5インチSATA SSDとm.2の2242か2260に対応です。
4X4 BOX本体、95W ACアダプター、電源コード、M.2ヒートシンク、VESAマウントブラケットとネジ、ドライバーDVD、マニュアルです。
手元にあったAMD Wraith Prismとの比較。画像では同じような大きさに見えますが4X4 BOXのエッジ部分が1.5cm程大きいです。
底面側が開きます。蓋裏に2.5インチベイがあり、本体側にマザーボード。m.2とメモリスロットとintelの無線カードが見えます。

CPUIDではRyzen Mobile V1605Bとなっています。

タスクマネージャを開いてわかったのですが、Radeon Vega 8の占有としてRAMから取る容量が、512MBとなっています。私が以前使っていたRyzen 5 3500Uが搭載されていたノートでは2048MBが取られており、8GBしか搭載していなかったので半分もRAMが使えなくなっていて苦い思いをしたことがあります。産業向けや組み込み向けを謳っていることから、ゲーム用途の性能は削ったのでしょう。

続いてCINEBENCH R20の結果です。最高得点はマルチで1404pts、シングルで355ptsを記録しました。

私のRyzen 5 3500Uでのベンチマーク結果がが残っていなかったため、他の方のベンチマークを見ると、マルチが1400ptsくらい、シングルが360ptsくらいなので、現役のノートPCとかなり性能は近いと言えます。

システム稼働時間で見ると6日以上連続稼働していますが、最高温度も75度までしか記録されていません。ヘビーワークはしていませんが、連続稼働をしていることを考えればそこそこ冷えていることがわかります。

総評

⭕️良い点

  • このサイズと性能は現状唯一の超コンパクトPC。わずか4インチ四方で現行4コア8スレッドの低電力ノートPCと同等性能。
  • ストレージとRAMは選び放題。M.2の長さに注意が必要とは言え、2.5インチと合わせて2つもストレージが搭載可能。
  • 無線アダプタが内臓搭載。同社のDeskminiではアンテナが必要だがこれには必要がなく見栄えも良い。
  • 本機のRadeon Vega 8の占有メモリが512MBしか取らないので、RAMは8GBでも充分使える。

✖︎良くない点

  • 若干うるさい
  • 現在はV1000Mに対してDeskminiと3400Gの方が価格が同額以下で性能がいい。
  • APUがハンダ付けで交換不可のため将来性は乏しい。数年サブ機としてなら4コア8スレッドあるV1000Mの方が良さそう。
  • USB本数が合計5本と少ない。

一言で表すと

究極の省スペースでマシンパワーを求める人向け

です。

求めるものが「省スペース」「省電力」「4コア8スレッド」「デスクトップ」「増設性」

のうち2つ以上当てはまるならお勧めできる製品です。

この「超コンパクトPCでありノートPC程度の性能」と言うのは短所であり長所なのです。

V1000Mであっても性能は高いとは言えません。ですがV1000Mであれば現行の低電力設計PCと同じくらいのパワーを持っており、RAMやストレージはBTOやCTO以上に幅広い。あらかじめどちらも容量を大きいものにしておけば、サブ機としては充分に数年続投できるでしょう。

私はノートPCを2台開いて使うことがいやなのと、デスクトップのモニターとお気に入りのキーボードを使いたいことからV1000Mを選びました。

と言うわけで、ASRock 4X4 BOX-V1000Mでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もまたよろしくどうぞ!